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見られる 或ル日とそれから

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マイノリティである自分を書くな。
二丁目文芸部に触れたある小説家は言いました。
自分の枠に埋まった心だけを書いて、満足していないか。
誰かに見つけ出されるのを、待っているだけではないのか。
そんな問いかけに気づいた私たちは、この小説集に見合うテーマを捜しました。
いくつか候補が挙がったなかで、多くの視線を集めた言葉が「見られる」です。
閉ざされた場所に生息していた言葉を使って、新たな反応を起こしたい。
ここにあるのは、その始まりとなる七つの断片です。

2026年5月刊。

[目次]
・くもはばき「ここにしか残せない」
・シンジ「貪婪」
・肉牛「アタシは椿姫」
・ハチ「夏の扉」
・山田「もがり笛」
・羽佐間ペルノ「ボン・ヌールとそれから(最終回)
・清水公介「みるめかる」

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